2016-04-24 日曜日 部屋が伸びたり縮んだりしている感覚にうなされながらまどろみ、 日曜日の午後が非生産的に心を蝕んでいくのに耐えている。 14時の悪夢にどうしようもないぐらいに怯えては、 戻れはしない結末を遠くで見つめている。 思い知らせるのは「できる」ことだけと、 彼女の視線を受けて背後の壁を振り返る。 曖昧に微笑む自分を受け止め、 前が少し見えなくなればいいと思った。